レッスン

何回やってもダメで、受かんなくて
やればやるほど、見失うこともあって。

向いてないんじゃないかなって思うこともあって
練習してたウイッグを投げ飛ばしても上手くなることなんてなくて

簡単に学べて、なんとなく手に入れたものって、裏を返せば誰だってできる。
そんな人が沢山いて、そんな沢山の人とピザの奪い合いをしたって勝てないよね?

「人の才能なんて、人によってそんなに変わらないよ、大体は同じ」って誰かが言ってた事を思い出して、投げ飛ばしたウイッグに一言謝って、また始める。

簡単に学べることは簡単に手に入って、なんとなくはなんとなく手に入って
それでも親のおかげで子供の頃は生きてこれたけど、プロになって飯を食いたいって
自分で決めたこと。プロとして生きるってそうなんだろうって思う。

シャンプーのレッスンもブローのレッスンもなんでもそう。できるようになったんじゃない?って思える瞬間がいつもあってその瞬間を超えたら今、目の前を覆ってる霧がなくなる。そして楽しくなってもっともっと上手くなっていく先に誰でもできない、自分だけの自信が生まれる。そこにプロとしての価値がある。

誰よりも練習した、誰よりもお客さんのことを考えてる、誰よりもデザインに向き合ってる。誰よりも、、、。そしてどんなときも。自分に負けない。

そんな根拠のある自信がプロとしての礎になるのかなって思う。

そういえば、昔先輩が、「技術は嘘をつかない」って言ってたな。何回も何回も泣いて悔しがって、できない自分に嫌気をさしながらもその言葉を信じて。

何回やってもダメで、受かんなくて
やればやるほど、見失うこともあって。

それでも考えて向き合ってたら、今まで言われてきたことや、やってきたことの「点」と「点」が繋がって一本の「線」になる。

それまでは、もがきながらもやるしかないよね。 挫けそうな時は鏡の前の自分に言ってみて。

「大丈夫。僕、(私)ならできる。」

Love






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