2011年から始めた10章の自分のストーリーもいよいよラスト1年。
2019年テーマは(大志)でした。サロンでも20thのイベントがあったり、僕自身でも業界誌の表紙やセミナーなどもヘアーデザイナーとして志していたものが一つ叶いました。
美しさ≠儚さ
美しさ≒儚さ
今の日本だと生きていくためだけならば、他の仕事もあるかもしれないし、もしかしたら無人島でも生きていけるかもしれない笑
そんな中で、僕は会ったことない曽祖母から続いているヘアーデザインで人と人を繋ぐ仕事を自分で選んだのか?選ぶように育てられたのか?はわからないけど続けてる。
高卒ですぐに社会に出て、敬語や、マナーなんかも全然わからない状態から現場でお客様や先輩に怒られながら、時には痛い目も見ながら少しづつ社会に馴染んでいきました。
自分の仕事で人が喜び、自分のちょっとした声かけで喜んでくれたり、その逆もあって自分の仕事で人が悲しみ、自分のちょっとした声かけで悲しんだり。
伸びた髪を切るだけじゃなくて、ヘアデザインを通じてお客様とコミニュケーションをとる。
お客様のなりたかった自分や、気づけてなかった自分。そして新しいヘアーデザインを纏うことによって人生が変わる。
そんなデザインを作りたいなと日々思ってます。
それは奇抜なヘアデザインとかではなく、その人のその時の気分にフィットできるデザイン。美しさを感じるヘアデザイン。
そんな事を考えながら12/31の誕生日を経て40歳になりました。
ラストのテーマは「夢中」
夢が叶う人はわずか、でも叶った瞬間っていうのは、実は夢が消えてしまう瞬間。
そう思うと夢に向かってチャレンジしている時が、一番幸せかなと思う。
そして夢中と言う言葉は、夢の中って書きます。叶うと信じて自分と向き合い頑張っていく。次の40代は自分だけではなく、20代、30代の子達が夢中になれる環境を作れるように頑張る。
そして自分自身もヘアデザイナーとしてまだまだ夢の中。
しかし20数年やっても飽きないこの仕事って尊いね。ヘアーデザイナーって言ってるけど「髪を創るのではなく人を創る」それが楽しいんだろうね。それこそがヘアデザイナーとしての本質だろう。
Love